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熱処理家禽肉、日本輸出検疫交渉の妥結

2018-02-27 輸入食品政策課
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=40752
―ナゲット、冷凍サムゲタンなど輸出が可能となるように業者登録などの協議完了―<主な内容>食薬処・農食品部、熱処理家禽肉を日本に輸出するための検疫交渉完了。2018年2月26日付けで韓国輸出業者(事業所)3ヵ所が、日本政府に登録されて韓-日間のすべての協議完了。輸出は即刻可能となった。
*日本政府に登録された輸出事業所: 計3ヵ所 - 農協牧牛村(忠北陰城)、エスプドゥ(忠北陰城)、金貨食品(全南務安)
食品医薬品安全処と農林畜産食品部は、2018年2月26日付けで、国内産熱処理家禽肉製品の日本輸出のための韓-日間検疫交渉(韓国食薬処・農食品部(検疫本部)-日本農林水産省)を終えたことを明らかにした。
今回の交渉結果によって2018年2月26日付けで、日本政府に登録された国内事業所3ヵ所で生産されたナゲット、ハム、冷凍サムゲタンなど70°Cで1分以上加熱処理された家禽製品ならばすぐ輸出が可能となった。
食薬処と農食品部は、日本で韓国の冷凍サムゲタン、ナゲットなどの輸出品目を拡大するために2012年3月から日本政府と検疫条件協議、輸出希望業者需要調査、事前検証などの手続きを進めてきた。特に、2017年10月に実施された日本政府実態調査団の韓国国内現地視察に対応するため、民・官合同チームを構成し、事業所現場対応を積極的に支援した。
政府関係者は、今回の妥結で「滅菌しない冷凍サムゲタン、ハム・ソーセージ製品など多様な畜産物加工製品の日本輸出がもっと活性化されること」を期待するとし、「今後も輸出が持続的に拡がるように現場検疫・衛生管理に万全を期して、日本現地マーケティングなど輸出支援のための多様な努力を払う計画」であることを明らかにした。