食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

査察報告

ボリビア−種子の同等性
Bolivia―Seed Equivalence―2018-6496
20/07/2018
http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_inspection_ref=2018-6496
2018年3月14〜22日に実施された査察の報告書。
全般として、ボリビアには種子の生産や認証を司る良好に組織された制度が存在する。担当者の技術的知識や経験も良好で、種子生産農作物の野外検査も国の基準に適合して正確に実施されていた。OECDの認証を受けるための種子のサンプリングや検査は、国際種子検査協会(ISTA)の規則に沿って実施されていた。種子の包装は適切に封止されており、トレーサビリティも確保されていた。
種子の認証においてOECDガイドラインに沿わない部分があり、また野外検査や検査室業務でEUの要件に合致しない部分があったが、これらの難点が克服されれば、ボリビアで生産され認証される穀物、油糧種子、繊維用種子は、EUで生産されるものと同等とみなされるであろう。