食品安全情報blog過去記事

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グリホサート

Glyphosate
15 August 2018
https://apvma.gov.au/node/13891
APVMA は2018年8月のカリフォルニア上級裁判所のグリホサートに関する決定を承知している。
グリホサートはオーストラリアでは使用が登録されていてグリホサートを含む製品は表示に従って安全に使い続けられる。オーストラリアの法では取り扱う際の防護装備を含む詳細な安全使用法、救急処置などの適切な警告を表示することを要求している。APVMAは全ての使用者に、全ての(強調)表示されている指示に従うことの重要性を再確認する。
国の農薬規制機関として、我々はグリホサートの安全性と有効性に関する新しい情報を追跡・検討し続ける。
IARCの評価の後、2016年にAPVMAはグリホサートについて検討し公式の再検討の必要性はないことを発見している。

2015年のIARCの評価の後、グリホサートについての懸念が生じている。2018年8月にブラジルの裁判所がAnvisa(ブラジルの健康規制機関)が毒性学的再評価を完了するまでグリホサートの登録を保留すると判断した。その数日後にカリフォルニア上級裁判所が裁判をおこした男性のがんにモンサントが責任があると判断した。
APVMAは2016年にグリホサートについて検討し公式の再検討の根拠はないことを発見している。グリホサートはオーストラリアでは使用が登録されていてAPVMAが認めたグリホサートを含む製品は表示に従って安全に使い続けられる。

グリホサートは植物の酵素を阻害する広域除草剤である。オーストラリアで使用が登録されているグリホサートを含む製品は約500である。グリホサートは40年以上に渡って使用が登録されてきた。
(以下ブラジルの裁判の件も含めて非常に気合いの入った情報提供
Chemical risk assessment = hazard assessment + exposure assessment
と強調している
現時点で植物の品種改良の研究をしたいならオーストラリアがベストである理由はこういうところ。)