食品安全情報blog過去記事

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SMC UK

アルコールの健康への影響についての系統的解析への専門家の反応
expert reaction to systematic analysis of the health impacts of alcohol
August 23, 2018
http://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-systematic-analysis-of-the-health-impacts-of-alcohol/
The Lancetに発表された研究が世界中の研究を解析して飲酒の健康影響を調べた
King’s College London精神病心理学神経科学研究所客員研究員Tony Rao博士
飲酒と健康の関連は複雑だがこの研究は多くの問題を乗り越えることに成功している。健康全体のことを考えたらアルコールに安全な量はないということをさらに確信できる。
Cambridge大学リスクの公衆理解Winton教授David Spiegelhalter教授
著者らのデータによると、アルコール関連の健康問題をひとつ余計に患うには、約1600人が1年間1日合計20gのアルコールを飲む必要がある。このことはほどほど飲酒では害が非常に少ないことを示し、現行の英国ガイドライン(平均1日16g)は実際リスクが低いことを示唆する。
ほどほどに飲むことの楽しみを考えると、「安全な量はない」というのは禁酒の主張ではないだろう。車の運転に安全なレベルはないが政府は運転するなとは言わない。生きることに安全なレベルは存在しないが誰も生きるなとは言わない。
英国心臓財団医務副主任Jeremy Pearson教授
適量飲酒はほんの僅かな心循環器系への利益があるかもしれないが、多くの研究は飲酒の全体的リスクは利益を上回ることを示している。
この研究は推奨量以上を飲むことはリスクを高くするすることを確認した