食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

疾病治療効能・効果標榜食品虚偽広告多い

(2006.01.24)
大邱地方食品医薬品安全庁は最近の健康志向を悪用して食品を高血圧や糖尿病などの特定疾患の予防や治療に効果があるかのように虚偽・誇大広告を行う行為が盛んであり、これによる消費者被害を防止するため、虚偽・誇大広告モニタリング専任官による集中取り締まりを実施した。インターネット・新聞・雑誌・テレビ・チラシなどの調査により関連法令違反292カ所を摘発した。2004年は摘発は196カ所であった。
主要違反内容は、
・インターネットによる飲料や高麗人参・健康機能食品に糖尿病や関節炎・動脈硬化・高血圧など各種疾患の治療に効果があるかのように虚偽・誇大広告を行っていた業者246カ所
・新聞・生活雑誌・チラシなどで飲料などを血液循環促進・老化防止・ホルモン調節などに効果があると医薬品と類似の内容の虚偽・誇大広告を行っていた業者46カ所などである。大邱地方食品医薬品安全庁は今年も虚偽・誇大広告モニタリング専任官を設置して継続的に取り締まりを強化していく。
特にお正月を控えて、贈答用に大量に購入される健康食品の虚偽・誇大広告販売が予想されるので、消費者には食品を購入する際には疾患の予防や治療に効果があるという広告には騙されないように特に注意をお願いする。