食品安全情報blog過去記事

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“寄生虫キムチ”に寄生虫卵存在論難関連解明資料

(2006.06.16)
http://www.kfda.go.kr/open_content/kfda/news/press_view.php?seq=984
2006年6月16日(金)インターネットで報道された「寄生虫キムチに寄生虫はいなかった?」という件について。
報道内容は以下のようなもの
寄生虫学関係者が昨年11月の食品医薬品安全庁が発表した寄生虫卵映像資料を見て、 寄生虫卵ではなく植物の胞子だと述べた。さらに食薬庁関係者も植物胞子と寄生虫卵を間違えたことは解っていたと暴露した。
内容確認
この報道内容をインタビューされたソウル大学寄生虫学教室の教授は、食薬庁に寄生虫の専門家がいないので寄生虫の判読に問題があり、一部は植物の胞子である可能性もあると述べたことを確認した。教授は4月の寄生虫学会で食薬庁が発表した寄生虫卵スライドを見てそう述べた。
食薬庁関係者が植物胞子と寄生虫卵を間違えたとは言っていない。
措置
食薬庁微生物チームが今年4月に発表した寄生虫卵写真資料(中国産2件、韓国産1件)を再度判読したところ、全て寄生虫卵であると再確認した。
写真3枚添付