食品安全情報blog過去記事

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もう私も食品危害物質専門家-「食品危害物質叢書」発刊及び情報

提供-
(2007.01.04)
http://www.kfda.go.kr/open_content/kfda/news/press_view.php?seq=1101
食薬庁は食品中で問題となっている人体への有害物質に関する科学的・体系的な情報を消費者及び消費者団体・食品業界・学界など関連機関に提供して当該物質に関する理解を深め同物質の低減化を推進するなど消費者健康保護のための共通の土台を形成するため、食品中有害物質叢書を発行すると発表した。
今回発行されたのは最近国内外で問題になっている食品中フラン・ベンゼンビスフェノールAマラカイトグリーンベンゾピレン・セレニウム・鉛・カドミウム・アルミニウム・サカザキ菌・カビ毒・アクリルアミド・カルバミン酸エチル・ノロウイルス・トランス脂肪・トルエンダイオキシン・ホルマリンなど18種である。
本叢書では有害物質の一般的特性(定義・使用目的・用途・発生源・汚染源)、理化学的特性(化学式・構造式・融点・沸点・比重など)、人体への危害及び毒性(急性毒性・慢性毒性・IARCの分類)、内外研究動向(分析法・モニタリング資料・食事からの摂取量調査などの暴露量調査資料・有害性評価)、管理方法(モニタリングの拡大実施が可能かどうか・低減化方法・基準規格・改訂設定)などが収録されており消費者のみならず専門家でも参考にできる内容である。
食薬庁は消費者の健康保護と食品安全水準向上のために食品中の有害物質に関する正しい情報提供で国民が安心できる開かれた食品行政を行う計画である。今後問題となっている食品中有害物質については優先順位を決めて持続的に叢書を発行していく。
既に発行された情報については食品安全評価委員会の諮問を経て最新情報に更新していく。
有害物質叢書についての情報は食薬庁ホームページのお知らせコーナーからシンポジウム/発表資料欄で入手できる。
既刊のもの(現在案の段階)18種は以下のサイトからダウンロードできる
http://www.kfda.go.kr/open_content/kfda/news/symposium_view.php?seq=116&av_pg=1&service_gubun=&textfield=&keyfield=
http://www.kfda.go.kr/open_content/kfda/news/symposium_view.php?seq=117&av_pg=1&service_gubun=&textfield=&keyfield=
Alz及びZIPファイルで全部で4つ
それぞれ1MB程度PDFで100ページほどの文書 結構な労作である 全てハングル