食品安全情報blog過去記事

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タール色素摂取量の調査結果

(2007.01.31)
http://www.kfda.go.kr/open_content/kfda/news/press_view.php?seq=1116&av_pg=1&service_gubun=&textfield=&keyfield=
食薬庁は食品添加物摂取による安全確保のため、科学的で体系的なタール色素摂取量調査研究を実施したところ、一日許容摂取量にははるかに及ばない水準であった。
食品中タール色素摂取量調査評価結果
キャンディー類309品目など総13種704品目の食品中タール色素含量を調査した結果、各食品類型別タール色素平均含量は不検出−最高5.38 ppmであった(添付ファイル)
調査対象食品のうちタール色素を含む食品のみを取ると仮定して国民健康栄養調査表を利用して暴露量を評価した結果ADIの0.01-16.4%を摂取することになると評価された。
年齢別評価では全般的に年齢が低いほどADIに占める割合が大きくなるが、全ての年齢層でADIより遙かに低い。またタール色素摂取群90パーセンタイルを用いた極端なシナリオでも最高ADIの32.3%であった。
タール色素に対して国民が抱いている不安感を解消し正確な情報提供を行うため研究結果は食薬庁ホームページに掲載する。これとは別に食薬庁は子ども食べ物安全のために食用色素赤色2号を含むタール色素管理法案について各界の意見を集約するために2月13日にシンポジウムを開催する。
食薬庁は今後とも発色剤・漂白剤・保存料・人工甘味料酸化防止剤など国民の関心が高い主要食品添加物についての摂取量調査を順次実施し外国の動向を把握するなど継続的に努力すると発表した。
アレアハングルファイル添付