食品安全情報blog過去記事

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勧奨規格運営で食品事故事前安全管理する

(2007.01.31)
http://www.kfda.go.kr/open_content/kfda/news/press_view.php?seq=1115&av_pg=1&service_gubun=&textfield=&keyfield=
‘06年度勧奨規格運営実績及び ’07年度勧奨規格運営計画-
食薬庁は基準の設定されていない有害物質による食品事故を防止し流通・輸入食品に対する検査強化のために’07年度勧奨規格運営計画を実施する。
勧奨規格とは食品公典には基準が設定されていないが国内外及び危害情報などにより管理の必要性がある物質に対して国際基準などを勘案して設定した規格である。
2006年運営結果によれば、オリーブ油のベンゾ(a)ピレンや農産物中重金属・残留農薬など51品目に対して62項目の勧奨規格を設定して総数3352件を検査し、46件(1.4%)が勧奨規格超過であった。超過のあった46件中37件については製造・輸入業者に改善勧告などの行政指導を実施し、9件に関しては回収勧告を行った。
超過の内容は:硬化油(トランス脂肪)29件、豆腐類(大腸菌)4件、キャンディー類(鉛)1件、唐辛子粉(アフラトキシンB1)6件、農産物(鉛)2件、その他幼児食(サカザキ菌)3件、オリーブ油(ベンゾピレン)1件
2007年度勧奨規格運営計画ではさらに総47品目18項目を追加して約8000余件の食品を検査する計画である
内容としてはトランス脂肪勧奨規格を天ぷら食品などに拡大、ベンゾピレン勧奨規格をごま油やその他の油脂など食用油脂全体に拡大、などである。
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