食品安全情報blog過去記事

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乾燥イカスナックは不健康

Dried squid snacks unhealthy
April 16, 2007
http://www.news.gov.hk/en/category/healthandcommunity/070416/txt/070416en05005.htm
消費者協議会の調査で23検体のさきいかのうち8検体から許容量を超えるヒ素が検出された。
消費者協議会は乾燥食肉製品65検体−乾燥ビーフ15、乾燥ポーク14、ポークフロス(ブタでんぶ)13、さきいか及び乾燥魚23−を調査した。さきいか8検体から12.7-35.3 mg/kgの、乾燥魚から7.7 mg/kgのヒ素が検出された。法律ではイカと魚のヒ素の最大許容量はそれぞれ10及び6 mg/kgである。
JECFAの助言では無機ヒ素の摂取量は60kgのヒトで週に0.9 mgまでである。 35.3 mg/kg のヒ素が検出された90g入りさきいかを週に3パック食べると許容量を超える。
さらにさきいか1検体から過剰量の保存料安息香酸が、別の検体からソルビン酸が検出された。乾燥ビーフやポーク、ポークフロス14検体からも安息香酸とソルビン酸が検出された。これらの保存料は製造の際に使用された調味料に由来すると考えられる。
これらの乾燥食品にはナトリウムと砂糖の含量が多く、日常的に食べるのは健康的ではない。

イカや魚の基準値って乾燥品には適用?全て無機ヒ素ではないだろうし・・)