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質検総局:アメリカに植物蛋白質を輸出していた二つの企業はメラミンを添加していた

2007-05-09
ttp://www.cfs.gov.cn/cmsweb/webportal/W192/A64020360.html
5月8日、国家質検総局は、中国の企業がメラミンを添加していた問題の調査結果を正式に発表した。
今年3月中旬以降、米国でイヌやネコが中毒死する事件が起こった。米国FDAの検査の結果中国の二つの会社から輸入した小麦蛋白質及び米蛋白質にメラミンが含まれていてそれが原因であるとされた。
この状況に対して国家質検総局等の関係部門は問題を重視し調査に取り組んだ。調査の結果、両社は小麦や米蛋白質が契約の品質基準に達しない場合メラミンを添加して、さらに商品名を偽って検疫機関による試験を逃れていたことがわかった。
中国の公安機関は既にそれぞれの企業を立件して厳粛に対応する。
また類似品の検査を強化し再発を防止する。
現在まで北京、天津等各省173企業の399製品の検査を行ったが他にメラミンを添加していた輸出品は見つかっていない。さらに他の12種800食品についても検査を行ったがメラミンは検出されなかった。小麦蛋白等57植物蛋白質製品からも検出されていない。質検総局は検査を続行し、もしメラミンの添加が見つかれば直ちに生産差し止めと製品の押収を行う。違反企業は直ちに罰せられる。
国家質検総局は上述のようにFDAの調査官に報告し、米国と協力して飼料安全確保制度を作ると述べた。米国は中国が大量の検査を行ったことに感謝し今後の飼料安全に関する協調の希望を述べた。
(この記事は中国語なので細かいところは要約が怪しいので本文確認してください)