食品安全情報blog過去記事

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ピザボックスに厳しい視線

Behind the headlines
Pizza boxes under scrutiny
June 23 2008
http://www.nhs.uk/news/2008/06June/Pages/Pizzaboxesunderscrutiny.aspx
本日Daily Expressが「宅配ピザは箱のせいであなたの健康に悪いかもしれない」と報道した。ピザの箱は有害なインクや接着剤や色素などを含むリサイクル材料で作られていると言う。熱いピザを箱に載せると温度が高くなって有害物質が移行するチャンスが増加すると。この報道ではMilan大学の研究者が16の宅配ピザの箱を検査した結果フタル酸ジイソブチル(DIBP)がいろいろな濃度で検出されたとしている。
この小規模実験で研究者らは高温状態でのピザの箱の内部の気体中のDIBP濃度を測定する方法を開発している。この結果を直接現実のピザに当てはめることができるかどうかは不明である。さらにこの研究で検出された濃度のDIBPでヒト健康に何らかの影響があるかどうかも不明である。
Packaging Technology and Scienceに発表された報告。

(どこかで見たことがあると思ったら
http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20071129#p2
何故こんなものを今更?マスコミがいろんなところから妙なネタを持ってきて煽るのは世界共通らしい。マスメディア以外に情報源がないと不信や不安だらけになるようにできている。)