食品安全情報blog過去記事

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チョコレートが「がんに打ち勝つ」という根拠はない

Behind the headlines
No evidence chocolate 'beats cancer'
Friday June 27 2008
http://www.nhs.uk/news/2008/06June/Pages/Noevidencechocolatebeatscancer.aspx
「チョコレートを食べるとがんとの闘いに有効」とThe Daily Starが報道した。Daily Expressによればカカオ豆に天然に含まれる抗酸化物質であるプロシアニジンの合成版であるGECGCががん細胞の増殖を抑えたと報じている。たとえGECGCが培養がん細胞の増殖を抑制したとしてもこれがヒトのがん予防や治療に有効であると言うのは早すぎる。この研究からチョコレートやMarsバー(Mars社のチョコレートバー、ヌガーとキャラメル入り)を食べるのが良いことだとは言えない。