Chinese milk
Andrew Wadge
September 24th 2008
http://www.fsascience.net/2008/09/24/chinese_milk
メラミン汚染乳児用ミルクによる中国の問題の大きさは恐るべきものである。 ミルクにこのような物質を入れてたくさんの赤ちゃんをリスクに曝すなどということがどうしてできるのか理解に苦しむ。
私は食品企業の規制について、TodayとBBCラジオスコットランドで話した。もちろん我が国で危険な量のメタノールを含むウォッカを販売しようとしていた人間がいるのは知ると犯罪者が食品企業を標的にしないだろうと考えるのは無邪気すぎるだろう。しかしながら、幸いなことに、英国と中国には大きな違いがあり、現在中国でおこっていることは、異物混入や食中毒が当たり前だった150年前の英国と似ている。そうした事態が食品に厳しい規制や企業の安全な食品を供給する法的責任や地方行政事務所による包括的鑑査の導入に繋がった。
英国の食品安全規制は高い水準にあるが、さらに英国の一流企業にとって汚染事故により評判を落とすのは単純に彼らのためにならないだろうことも認識する必要がある。
中国当局は中国の企業にヨーロッパ基準を導入しようしているが明らかにまだ道は遠い。この事故からもう一度食品企業が世界中から供給される商品の出所をチェックすることの重要性を確認して欲しい。
