食品安全情報blog過去記事

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ワインに「危険な量の金属」

Behind the headlines
'Dangerous metal levels' in wine
Thursday October 30 2008
http://www.nhs.uk/news/2008/10October/Pages/Metalsinwine.aspx
「あなたが毎日飲むワインに含まれる金属類ががんやパーキンソン病と関係する」とDaily Mailが本日報道した。記事は科学者がある種のワインにはグラス一杯だけで銅のような金属を危険な量含むと警告していると伝えている。もし毎日飲むと一生のうちには危険な龍馬で達していろいろな病気のリスクを高くすると報道している。
この研究は上述の病気との関係を調べたものではなく、これまでの研究からある種の金属の有害影響を想定しているものである。この研究では16ヶ国のワイン100本の懸念レベルを報告したものである。リスクの計算にはいくつかの推定が用いられており、例えば250 mlのワインを18才から男性は72才まで、女性は85才まで毎日飲むことを条件にしている。
ワインの重金属について結論を下すには早すぎるし金属含量からワインの産地を選ぶのは時期尚早である。著者が主張しているようなワインに警告表示をするにはまだ研究する必要がある。