食品安全情報blog過去記事

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2008ブドウ調査:10月の結果

2008 Grapes Survey: October Results
4 December 2008
http://www.pesticides.gov.uk/prc.asp?id=2576
16検体を調査し1検体からMRLが0.05 mg/kgのメソミルが0.1 mg/kg検出され、これは幼児のARfDを超過する。しかしながらさらに詳細なリスク評価を行ったところ有害影響はないと考えられた。
推定摂取量は最高でARfDの2.4倍になるが、ARfD(0.0025 mg/kg)は動物実験で得られたデータに安全係数100を用いて導出した値である。メソミルのヒトで急性影響が見られなかった濃度は0.1 mg/kg体重で、最高摂取量はこの値の1/16になる。ヒトで0.2 mg/kg体重を与えた時の有害影響として報告されたのは唾液が多く出たということである。さらにJMPRのARfDはヒトでのデータに基づいた0.02 mg/kgで、その値より小さい。
(結局言い訳するはめになるんだから、安全側にマージンとりすぎて基準値をやたら低くするのをやめればいいのに)