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食品医薬品安全庁、輸入食品検査強化

2010-04-21
http://kfda.korea.kr/gonews/branch.do?act=detailView&dataId=155459692§ionId=p_sec_1&type=news&currPage=2&flComment=1&flReply=0
食品医薬品安全庁は毎年増加する輸入食品の安全性を確保するために不適事例と連動して標本検査と検事項目を集中管理すると発表した。
食品医薬品安全庁によれば 2010年 四半期輸入食品申告件数は総 66,138件で前年同期と比べて 20%増加し、重量及び金額も 2009年 四半期よりそれぞれ 14%、71% 増加した。
この四半期の輸入食品の不合格割合は 0.4%と前年同様の水準(2009年 0.5%) であるが収入件数及び絶対量が増加しているため、輸出国、国別製造業社、輸入品目などで不合格事例を分析して検査割合を最高 100倍まで差をつけて適用する方法で無作為抽出検査を運営する。検査項目も不合格履歴と国内•外危害情報を考慮して不合格項目を重点検査項目として選定した。
国別輸入件数は中国、 日本、 アメリカ、フランス、イタリアの順で前年度同期と同様であった。主要食品ではワインを含む果実酒(3,510件 、5.3%)、食品添加物 (3,374件、5.1%)、 器具類のステンレス製品(2,453件, 3.7%)、お菓子(1,852件、2.8%)、白菜キムチ(1,715件、 2.6%)等が多い。
不合格製品を国別に分類すると輸入件数あたりタイ 0.8%、ベトナム 0.6%、中国 0.6%、イタリア 0.3%、アメリカ 0.2%、日本 0.2% の順で、不合格項目は健康機能食品など基準規格違反、漬物など食品添加物使用違反、規格外、一般加工食品など微生物、調味食品など異物(金属性異物含む)、 穀類加工品などアフラトキシン、などだった。
第一四半期輸入食品申告総重量、輸入金額及び不適状況の表あり