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青汁など生果菜汁安全管理強化

食品基準課 2010.12.30
腸管出血性大腸菌管理対象拡大
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=1&seq=13807&cmd=v
食品医薬品安全庁はケール等青汁の腸管出血性大腸菌管理対象をこれまでの 1種(O157: H7)から O‐26、O‐111 などベロ毒素(verotoxin) 生成菌全体に拡大すると発表した。
消費者の健康志向によって生産量が増加している青汁など「非加熱果物•野菜類飲料」は製造に加熱処理過程がないため腸管出血性大腸菌汚染の可能性がある。
参考:腸管出血性大腸菌による国内食中毒患者発生数
41人('07) → 57人('08) → 62人('09) <伝染病ウェブ統計システム, 疾病管理本部>
食品医薬品安全庁はこのほかにも諸外国で食中毒が問題になったココア加工品類またはチョコレート類、ピーナッツまたは堅果類加工品のサルモネラ基準や食品接客業店の料理食品などに対する料理•管理基準及び農薬残留許容基準改訂、食品に使うことができない原料(毒キノコなど 34品目)を追加告示した。