食品安全情報blog過去記事

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説明資料("米国流通リップスティックから鉛検出報道関連)

化粧品政策課2012.02.16
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=57&pageNo=1&seq=17114&cmd=v
最近朝鮮ドットコムなど一部メディアが報道した 『アメリカ流通リップスティックから "鉛" 検出』 記事内容について次のように説明する。
最近一部メディアで報道されたロレアルなどアメリカ国内流通口紅から検出された鉛の量は FDAが 安全な数値と発表したものであり、韓国の基準にも合致している。
アメリFDAは '10年 2月から 7月までアメリカ小売店で流通していた口紅製品に対する鉛の調査を実施した結果、平均鉛検出量は 1.11ppmで最小 0.026ppm最大 7.19ppm だった。 FDAは現在化粧品の鉛基準を設定していないし、この結果は安全な水準であると結論した。
鉛は環境中どこでも微量に存在する汚染物質で、現在韓国は化粧品製造時には配合禁止として管理している。 しかし環境から汚染する可能性はあり化粧品最終製品に対する基準を 20ppm 以下に設定して管理している。
アメリカ、日本は化粧品中の鉛基準が設定されておらず、中国は 40ppm、ドイツは韓国と同じ 20ppmが設定されている。 食品医薬品安全庁は毎年化粧品に対する流通及び品質管理計画を立てて 700~800品目の重金属など安全管理を実施している。これから海外危害情報などをもとに管理を強化するなど安全な化粧品が流通するように最善の努力をする。