食品安全情報blog過去記事

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説明資料("発癌箸、食品医薬品安全庁は8ヶ月前に分かった"報道関連)

食品管理課2012.02.13
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=57&pageNo=1&seq=17075&cmd=v
朝鮮日報が 2月 13日付けで報道した 『発がん箸、食品医薬品安全庁は 8ヶ月前にわかっていた』という記事内容について次のように説明する。
食品医薬品安全庁は輸入される器具容器包装などに対して輸入段階での検査と同時に国内流通段階でも基準・•規格モニタリングを実施している。
今回流通段階モニタリングでホルムアルデヒドが基準を超過して検出された中国産箸 1製品については、該当の地方自治体に内容を直ちに知らせて製品を回収するように措置した。また該当の輸入業社に対して営業停止処分をし、不適内容と回収事実を食品医薬品安全庁ホームページに公開するなどの措置した。食品医薬品安全庁は今後不適製品の回収率を高めるために現在運営中の不適食品緊急通報システム及び有害食品販売自動遮断システムを中小規模販売業社と消費者にも拡大適用するために来る 3月の中にスマートホン用アプリケーションを開発•普及する予定である。
また今年 1月から回収命令機関である地方自治体(市・道)が回収事実をメディアに公開をするように運営しているが制度初期の点を考慮して回収措置後地方自治体が即時発表しない場合食品医薬品安全庁が発表して類似事例が発生しないようにする予定である。
参照として、韓国のメラミン箸のホルムアルデヒド基準は 4ppmで、 EU 15ppmに比べて非常に厳格に管理している。 また検査方法は4% 硝酸で 60℃、30分間の苛酷な条件であり、日常生活での箸の使用でホルムアルデヒドに曝露される可能性は低い。