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食品中かび毒素安全管理強化 

食品基準課2012.02.17
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=1&seq=17117&cmd=v
食品医薬品安全庁はかび毒に対する安全管理を強化すると発表した。
今年から 16ヶ市・道(衛生部、保健環境研究員)と合同でかびに汚染される米など穀類, みそなど醤油類、ピーナッツなど堅果類などすべての食品を対象にかび毒についての収去検査を毎年 8,000件ずつ 4年間実施する。
現在のかび毒基準は穀類の総アフラトキシン 15ppb 以下、オクラトキシン 5ppb 以下、デオキシニバレノール 1ppm 以下、ゼアラレノン0.2ppm 以下などで全般的な水準は EU, Codex などの基準と同じである。
収去検査して基準に合わなかった製品に対しては迅速な回収•廃棄及び情報公開などで流通を前もって遮断する措置を取る。 不適だった業社に対しては生産工程の中でかび毒低減化テクニカルサポート、教育広報などで安全な食品を生産するように誘導する計画である。
またこの事業の推進により韓国流通食品のかび毒の全般的な汚染実態を把握して「有害汚染物質安全管理総合計画」による国民食生活変化パターンを反映した曝露量を評価して基準を設定管理できるようになる。基準設定などの情報を定期的に提供することで食品のかび毒汚染に対する国民の理解を積極広報する予定である。