食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

塩:摂取量は減ったがまだ十分ではない

Salt: intake reduced, but still not enough
9 november 2012
http://www.anses.fr/PMGC008DI0.htm
塩の過剰摂取は特に高血圧や心血管系疾患などの疾患のリスク要因である。2002年にANSESは集団の摂取量を20%減らすことを勧めた。2003年以降広範な食品の塩含量のモニタリングが行われている。ANSESはこの計画ができてからの変化を評価した。塩の含量は減ってはいるものの、公衆衛生目標達成のためには十分とは言えない。
当初の目標は5年間で20%削減(平均摂取量で1日当たり7-8gに)だった。
PNNS 3の目標値は成人男性で1日8g、成人女性と子どもで1日6.5gである。
評価の結果2003年から2011年の間の食品中塩含量の減少は4%から10%の間と推定され、成人の摂取量では5%減である。
この結果はボランティアによる参加には限界があり、さらなる対策が必要であることを示す。
報告書本文はフランス語