食品安全情報blog過去記事

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1日5単位の野菜や果物を食べると「より楽観的になる」

Behind the Headlines
Eating your 5 A DAY 'could make you more optimistic'
Friday January 18 2013
http://www.nhs.uk/news/2013/01January/Pages/Eating-your-5-A-DAY-could-make-you-more-optimistic.aspx
Daily Mailが「野菜を食べた方が良いもう一つの理由:将来にもっと楽観的になる」と報道した。Mailは楽観的な人々はカロテノイドと呼ばれる植物成分の血中濃度が高いと報道する。多くのカロテノイドは細胞を傷害から守る抗酸化物質として作用すると考えられている。Mailの報道は中年のアメリカ人の自主申告による楽観性と血中各種カロテノイド濃度を調べた研究に基づく。研究者らはカロテノイド濃度の高さと楽観性の高さに関連があることを見いだした。しかしながらその関連は食生活などのライフスタイル要因を考慮すると減る。抗酸化物質の濃度が高いことが身体の健康をより良くして楽観主義を増加させる可能性はあるが、同様に精神が健康な人がより健康的な食生活をしている可能性もある。カロテノイド濃度と気分に関するどのような関連も複雑な双方向の関連であろう。この研究が野菜や果物があなたを楽観的にすることを証明したものではないとしても、新鮮な野菜や果物を食べることの健康へのメリットから、あなたが1日5単位の野菜や果物を摂るのは価値がある。