食品安全情報blog過去記事

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肉製品の真正性について更新

Update on Authenticity of Meat Products
Saturday, 19 January 2013
http://www.fsai.ie/news_centre/meat_product_update/19012013.html
FSAIの調査結果の発表以降、FSAIと農業食糧海洋省は協力して汚染源の同定に努めている。FSAIはこの調査でみつかったビーフバーガーに食品安全上のリスクはないことを改めて表明する。
食品安全上の問題ではないためにFSAIはRASFFに通知する義務はなく、小売業者や製造業者には回収義務はない。しかし彼らは消費者の期待に応えて回収している。
検査は現在進行中である。安全上の懸念から、ウマDNA陽性検体について、ウマに使われる動物用医薬品であるフェニルブタゾンの検査を行ったが、全て陰性であった。
FSAIは2つの民間検査業者にPCRベースの技術を用いた検査を依頼している。最初の検査はDNAがあるかないかの定性試験で、そこでウマDNAが検出された場合には定量試験を行う。交差汚染が避けられないレベルについては幾分研究が必要である。