Neonicotinoids and honey bee health in Australia
March 2013
http://www.apvma.gov.au/news_media/chemicals/neonics.php
2012年8月に、我々はオーストラリアにおけるネオニコチノイド殺虫剤の使用が、他の殺虫剤に比べてリスクが大きいかどうかを知るためのレビューを行うと発表した。また現在要求している殺虫剤の試験がネオニコチノイドのミツバチへの影響をみるのに適切かどうかについてもレビューしている。
このレビューの一環として、我々は、現在殺虫剤の試験として要求しているデータが、ネオニコチノイドやその他の殺虫剤がミツバチやその他の授粉媒介昆虫に与える微細な影響の可能性についての科学的懸念に適切に対応しているかどうかについての助言を提供することを独立した専門家に依頼した。さらに現在ミツバチの保護のための文章を添付している農薬への助言とその文言の整合性についても助言を求めた。依頼していた助言が提供され、そのなかでAPVMAのレビューについて5つの勧告が含まれている。
・殺虫剤のミツバチやその他の授粉媒介昆虫への暴露と影響についての知識を向上させる現在可能なあるいは開発中の試験法について検討し、それがAPVMAのガイドラインに反映されるようにする
・オーストラリアにおける授粉媒介昆虫の適切な保護目標を設定し、その目標と提出すべきデータとリスク評価を関連づける
・オーストラリア製品に表示されているミツバチ保護に関する文言の不一致をレビューする
・最初の3項目については関係者ワークショップを行う
・殺虫剤の授粉媒介昆虫への影響を知るための追加研究をより良く理解するために、既に申請の際に提出されている大量のデータを評価する
さらにEFSAの報告書のレビューなどもあわせ、APVMAは2013年半ばに報告書案を発表する予定である。