食品安全情報blog過去記事

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親の喫煙は子どもの動脈を「老化させる」

Parental smoking 'ages' children’s arteries
Wednesday March 5 2014
http://www.nhs.uk/news/2014/03March/Pages/Parental-smoking-ages-childrens-arteries.aspx
BBCニュースが「受動喫煙は子どもたちの動脈に永続する傷害を与える、3年以上血管が老化する」と報道した。このニュースは受動喫煙が子どもたちの動脈を傷つけるという新しい根拠に基づく。フィンランドとオーストラリアの約3700人の子どもの親に、片親あるいは両方が喫煙しているかどうかを尋ね、最大25年後の子どものたちの頸動脈内膜中膜厚(IMT)を超音波で調べた。その結果両親が喫煙者だとIMTが高い可能性が高く、片親のみ喫煙者では関連が見られなかった。この研究には限界はあるが、受動喫煙が短期的長期的に病気のリスクを高くする可能性があるという既にある根拠にさらに付け加えるものである。