食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

プールでおしっこをすると有害副生成物ができるかもしれない

'Peeing' in pool may create harmful byproducts
Friday March 7 2014
http://www.nhs.uk/news/2014/03March/Pages/Peeing-in-pool-may-create-harmful-byproducts.aspx
Mail Onlineが「プールでおしっこをするのは健康に悪いかも」と報道した。不快で社会的に許容できるものではないが、新しい研究は塩素入りのプールの水と反応して有害副生成物ができることを示唆した。問題の研究は尿に含まれる化合物である尿酸とプールの水に含まれる塩素を反応させた実験室での検査である。この組み合わせで窒素含有殺菌副生成物(N-DBPs)ができることを見いだした。スイミングプールに低濃度存在するN-DBPsは目や喉の刺激と関連し高濃度では神経系や心血管系に悪影響がある。これらの副生成物は既にプールにあることは知られている。Mailの報道は新強い研究の報道と言うよりは主にプールでの排尿についての驚くべき話で、これが良くないことについては研究の必要はない。