食品安全情報blog過去記事

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朝食抜きが2型糖尿病に関連

Behind the headlines
Missing breakfast linked to type 2 diabetes
Wednesday September 3 2014
http://www.nhs.uk/news/2014/09September/Pages/Missing-breakfast-linked-to-type-2-diabetes.aspx
Mail Onlineが「子どもの頃に朝食を抜くことが糖尿病リスクをあげるかもしれない」と報道した。英国の学童での研究で、朝食を定期的に食べない子どもたちの2型糖尿病マーカーの初期兆候があった。毎日朝食を食べる子どもに比べて食べない子どもはインスリン抵抗性が26%高かった。インスリン抵抗性の高さは2型糖尿病リスクを高くするがこの研究で子どもたちに見られた値は正常の範囲内である。この研究は9-10才の4000人の子どもたちに朝食を常に食べるかどうかを尋ねて空腹時血液を採取して各種指標を調べたものである。横断研究であるため朝食を抜くことがインスリン抵抗性の原因とは証明できない。しかしながら健康的な朝ご飯を食べることは薦められるべきであろう。