食品安全情報blog過去記事

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ブロッコリーが自閉症治療の「鍵を握る」

Behind the headlines
Broccoli could 'hold the key' for treating autism
Tuesday October 14 2014
http://www.nhs.uk/news/2014/10October/Pages/Broccoli%20could-hold-the-key-for-treating-autism.aspx
Daily Telegraphが「ブロッコリーの化学物質が自閉症の症状を改善するかもしれない」と報道した。小規模研究でスルホラファンが自閉スペクトル疾患(ASD)の一部の症状を改善するのに役立つかもしれないことを示唆した。この研究はスルホラファンサプリメントを使用した若い男性の2/3でASD症状が改善した。この試験では中程度から重症のASDの26人の男性がスルホラファンを、9人がプラセボを18週摂取した。スルホラファン群の多くで落ち着きの無さや無気力、常同症、多動、癖等の改善が見られた。この研究は数が少ないという限界があり若い白人男性だけなので一般化できない可能性がある。それでも希望のもてる興味深い結果でより多様な集団でより大規模の研究が必要。