食品安全情報blog過去記事

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乳牛を肉牛に虚偽表示して販売した無許可畜産物加工業者の摘発

危害師範中央調査団 2015-10-22
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=1&seq=29171&cmd=v
食品医薬品安全処は‘乳牛肉’を‘肉牛肉’と虚偽表示して国内バイキング食堂などに納品した畜産物販売会社代表の男、57歳など3人を畜水産物衛生管理法違反疑いで摘発して検察に送致した。また畜産物加工業許可を受けない無許可状態で牛肉を加工して流通期限が1年の製品を任意に2年で延長表示して販売したことも確認された。
捜査の結果、男らは去る2014年5月から2015年8月まで‘乳牛肉’に脂肪を注入して作った安価な肉をステーキ形態に再加工し、原料と含量を‘肉牛肉100%’と虚偽表示する方法で現価約5億6千万ウォン相当を国内バイキング食堂などに販売した。
※ 乳牛肉: 牛乳生産が目的の乳牛雌牛から生産される。 肉品質が肉牛や韓牛に比べて低く価格も通常肉牛の50%以下で取り引きされる
※肉牛肉: 肉生産が目的な肉で肉用種、交雑種、乳牛雄牛及び子牛を生まない乳牛雌牛から生産される
男らは取引先に供給する取り引き明細表に‘肉牛’と表示しハングル表示事項である‘個体識別番号’も該当製品と全く関係ない他の肉牛の識別番号を記載する方法で捜査機関の取り締まりに備えて取引先も騙していた。
※ 個体識別番号: 個体を識別するために付与する固有番号として原産地真偽可否、流通経路などをリアルタイムで照会することができる