食品安全情報blog過去記事

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Science & Natureニュース

  • 2016年の大好きな科学ニューストップ10

Our 10 favorite science news stories of 2016
By David GrimmDec. 23, 2016
http://www.sciencemag.org/news/2016/12/our-10-favorite-science-news-stories-2016
必ずしも最新の科学ではなく(それは今年のブレイクスルーのほうで)、人気のあったもの。
10.死んで数日後に働く「アンデッド」遺伝子
9.一部のおとぎ話は6000年前からあるかも
8.グリーンランドシャークは400才まで生きるかも、長寿記録更新
7.植物はギャンブルをする
6.宇宙船を食べるエイリアン
5.ヒトはまだ進化中
4.あなたは多分ティラノザウルスより早く走れる
3.何故ザトウクジラはこのアザラシの命を救ったのか
2.気候変動で、謎の、氷に覆われた冷戦基地が現れるかも
1.何故ミトコンドリアには独自のDNAがあるのか

  • AIからタンパク質折り畳みまで:我々のブレイクスルー入賞者

From AI to protein folding: Our Breakthrough runners-up
By Science News StaffDec. 22, 2016
http://www.sciencemag.org/news/2016/12/ai-protein-folding-our-breakthrough-runners
順不同
太陽系外惑星
・AlphaGo
・若さを保つために古い細胞を殺す
・類人猿が心を読む
・タンパク質をデザインする
・実験室でマウスの卵を作る
・アフリカからの人類の移動
・ポケットサイズシークエンサー
・メタレンズ

  • 2016年の科学イメージトップ10

The top 10 science images of 2016
By David GrimmDec. 23, 2016
http://www.sciencemag.org/news/2016/12/top-10-science-images-2016

Breakdowns of the yearもある。
トルコの悪化する状況、セラノスのほころび、議会と科学
セラノスに関しては、これは科学ベンチャーの秘密主義と消費者に直接提供される診断の誇大宣伝への警告として語り継がれるべきだろう

‘Gene drive’ moratorium shot down at UN biodiversity meeting
Ewen Callaway 21 December 2016
http://www.nature.com/news/gene-drive-moratorium-shot-down-at-un-biodiversity-meeting-1.21216
遺伝子技術の凍結は災厄となるだろうと科学者は言う、しかし活動家は新たな戦いを計画
今週の国連生物多様性会議で世界の政府はジーンドライブの世界的モラトリアムへの呼びかけを却下した。しかし環境活動家たちはジーンドライブの野外試験や実験室での研究を凍結するための呼びかけを再開するだろう。
(人類にとって有害な生物(やウイルス)をほぼ絶滅させることは可か不可か。途上国の切実な要求を豊かな生活をしている環境活動家が阻止するというこれまでずっと続いているやり方がまだ続くのか。)

  • ドイツ、ペルー、台湾の科学者はElsevierの雑誌へのアクセスを失う

Scientists in Germany, Peru and Taiwan to lose access to Elsevier journals
Quirin Schiermeier & Emiliano Rodríguez Mega
23 December 2016
http://www.nature.com/news/scientists-in-germany-peru-and-taiwan-to-lose-access-to-elsevier-journals-1.21223
ライセンス交渉が決裂し図書館は別ルートを探る
ドイツ、ペルー、台湾の何千人もの科学者が新年からオランダの大手出版社Elsevierの雑誌のオンラインアクセスを失う。ドイツと台湾は契約交渉が決裂、ペルー政府は契約のための資金をカットしたため。ドイツの契約を監視していたDEALコンソーシアムのHorst Hippler広報官は「極めて不愉快である。しかし我々はElsevierの提案を受け入れられない」と述べた。大学はこれまでずっと学術雑誌のコストが上がり続けていることに苦情を言ってきて、しばしばもう購読しないと脅迫してきた。しかし通常避けてきた。
(他人事ではない)