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ゆっくり食べることが体重の増加予防に役立つかも

Behind the Headlines
Slower eating may help prevent weight gain
Tuesday February 13 2018
https://www.nhs.uk/news/obesity/slower-eating-may-help-prevent-weight-gain/
Guardianが「ゆっくり食べることが肥満予防に役立つかもしれない、と研究者らが言う」と報道した。日本の研究者らが、自分は食べるのが遅いあるいは普通だと言う人は、食べるのが早いという人より6年間の研究の終わりに肥満である可能性が低いことを発見した。
この研究は2型糖尿病の59717人の日本人の健康診断データを使用した。研究者らは食べる速度や夕食後のおやつのような食習慣が肥満に影響するかどうかを見たかった。しかし試験中に食べる早さを変えた人はほとんどいなかった。ゆっくり食べる人たちは肥満である可能性が低かったが、この研究からは食べる速度を変えることが減量法になるかどうかはわからない。仮説としてはゆっくり食べると食べる量が減る可能性はある。専門家は、早く食べると満腹になったことを知らせるホルモンが働く時間がないという。もっとゆっくり食べることは食べる量を減らすのに役立つかもしれないがこの研究ではカロリー摂取量をしらべていないのでカロリーのせいかどうかはわからない。そしてこの研究が食事もライフスタイルも異なる日本でのものであることから、直接英国にあてはまるかどうかはわからない。とはいえこの研究の一般的助言は全ての文化にあてはまるだろう。それは朝食を抜かないことや夕食後のおやつを制限することなどを含む