食品安全情報blog過去記事

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人工着色料の子ども達の行動への影響

Effects of artificial colours on children's behaviour
6 September2007
http://www.foodstandards.gov.au/newsroom/factsheets/factsheets2007/effectsofartificialc3658.cfm
2007年9月6日に人工食用色素の子ども達の行動への影響の可能性に関する新しい研究がThe Lancetに発表された。この研究は英国の専門家によりレビューされ、FSAにより我々の知識の増加に貢献する部分があると説明されている。
FSANZはこの研究について承知しており、現在精査中である。
食品や食品添加物による有害影響は一部の人に起こる。こうした反応はアレルギーとは異なるが、皮膚の発疹や腫れ、過敏性腸症候群、行動変化や頭痛などが含まれる。
人工着色料を含む添加物は食品基準で認可されなければ使用できない。使用されている添加物は表示されなければならない。
こうした情報を元にこの研究で使われた添加物が子ども達の食事に入っているかどうかを知ることができる。しかし単純にこれらの添加物を食事から除いただけで症状がなくなるとは考えないように。あなたやあなたの子どもに食品への不耐があると思うなら、医師や信頼できる臨床栄養士に相談するように。