食品安全情報blog過去記事

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アイルランド産牛肉についての声明

Statement on Irish beef
Thursday 18 December 2008
http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2008/dec/beef
FSAは本日消費者に対し、アイルランド共和国によるダイオキシン汚染飼料を与えられたウシの肉の回収を受けて、アイルランド産牛肉を食べることについて再確認する。
アイルランド共和国が今日の午後ダイオキシン汚染飼料を食べたウシの肉を回収すると発表した。問題の農場の動物と屠体は農場や食肉加工場でダイオキシン検査の結果を待って先週初めから保留されている。アイルランド共和国当局の行った検査の結果、ダイオキシン濃度が基準値を超えていた。従って、ヒト健康へのリスクは極めて低いと思われるがこの肉は回収される。
この件に関与する動物数はアイルランド共和国全体のウシの1%未満である。問題の牛肉の多くは保留されているが、ごく一部が英国のフードチェーンに入った可能性がある。消費者のもとに届いた可能性があるがそれを食べることによる健康リスクは極めて低い。
FSAは英国での汚染飼料について調査を継続し北アイルランドの少数の牧場について集中的に調査している。それらの牛は全て保留中でダイオキシンを検査して規制値以下であることが確認されなければフードチェーンには入らない。検査の結果は来週初めに出るだろう。