食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

解明•説明資料 説明資料(‘輸入キムチ残留農薬検査不実' 報道関連)

2010.10.07
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=57&page=safeinfo&mmid=327&seq=13270
一部メディアが報道した「輸入キムチ残留農薬検査不実」という内容に対して次のように説明する
関連内容説明
白菜と違って白菜キムチの残留農薬を検査しないのは白菜キムチを作る過程による。つまり白菜キムチは白菜を洗浄、漬け及び熟成過程を経るためこれまでの専門家らの実験及び調査結果によればこの過程で各種農薬が大部分除去されることが知られている。
<白菜洗浄・漬け熟成過程中残留農薬減少>
工程 ビフェントリン(除去率) メタラキシル(除去率)
洗浄前濃度 3.02 ppm (0%) 6.79 ppm (0%)
洗浄過程 2.37 ppm (21.5%) 5.69 ppm (16.2%)
漬け過程 0.01 ppm (99.7%) 1.47 ppm (78.4%)
さらに別に実験実施して
4℃ 3ヶ月熟成 57.8% 除去 81% 除去
'05~'06年白菜キムチ寄生虫騒動の際に国民の安心のために調査した白菜キムチ残留農薬検査で不適事例がなかったことはこれを実証するものである。
参照: '10.10.5から実施している白菜キムチの残留農薬検査は最近輸入白菜の需給問題と安全問題が再び社会的関心事となっているために確認目的で行っている。